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本日は予定通り2件の面接をこなしました。勿論、緊張しました。でもなるべくパニックにならないように、面接の担当者を敵だと思わないように、極力平常心での返答に努めました。履歴書を渡すと大抵、事実として横たわる空白の期間へ質問が集中しますね。仕方のないことです。しかしながら自分を虚飾しても自分の経歴から空白の期間が消えるわけではないので、正直に、少しのフィクションとともに話します。

「完全な嘘はよくないが、事実をもとに多少の脚色は許容範囲である」

この事実は最近ようやく理解できたことです。根が真面目というわけではないのですけど、嘘をつくことに対しての抵抗感が強く、自分を偽って話すのがとてもいけないことだと思い込んでいました。就職活動で自分を易々と虚飾する学生たち、企業、面接官がとても怖く感じていました。なのでこの言葉を理解できてから、救われました。事実に基づく脚色や改変は生活する上で必要なことなのです。例えば、友人に自身の面白い体験を話すときに、部分的に誇張したり省略したりすることで話が分かりやすくなったり、面白さが引き立ったりするのでしょう。そういった具合で、ある程度の誇張や省略は悪いことではないのです。

なので今日の面接は落ち着いて話せました。空白期間の理由も少し脚色の入った事実です。多少の脚色は生きていく上で仕方のないことです。少しばかり、罪悪感が生じたとしても。罪悪感を抱え過ぎないように、上手く躱して生きていくのです。